「世紀を超えた男気と伝説を見たか」
キヨシさん、とうとう引退されると目にして、正直な気持ちを言います。
昨日の夜までは、引退が発表されたらショックだし、寂しくてたまらなくなるだろうな、後任の人も受け入れられないな、と考えていた民です。
しかし実際、引退されるということを友達から爆速LINEで伝えられ、引退のコメントを読んだ時は自分でもわからないカタルシスがありました。
52年という途方もない時間で、途切れることなく次元大介役をやり切ったこと。
存命のうちに、52年続いた役に自身の決断で幕を下ろした真の男気。
声優界を飛び越えて、人に夢を見せる舞台という大きな世界で唯一無二の存在をそこに見た。
言葉に固めれば、上記のような事実と気持ちがカオスになって、濾されて清水になったという気分です。
寂しさがないといえば大嘘ですが、彼は誰よりもやり遂げた人なんだと感じ、スポンと魂から負の感情が抜けた気がしました。
ありがとうという感謝の気持ちと、お疲れ様でしたという敬意の気持ちに満ちています。
小林清志の次元大介は終焉を迎えるけれども、それは伝説になるためのプロローグであって、これまで演じた小林清志の次元大介が廃れるなんてことはあり得なく、私達は何度でもその偉業を訪れることができるんだな、と。
ただ作品が残っているという話ではなくて、次元大介といえば小林清志だと、これからも語り継がれる様を目にするという話です。
小林清志さん。
次元大介という、言葉が至らないほどの生き様を見せてくださり、本当にありがとうございました。
これからも次元大介は貴方です。
ご健康で過ごせるよう、何よりも願っております。
p.s.
後任の明夫ちゃんについては散々ガチで拗らせてきた男なので整理は何もついてないです。
嬉しいけど、嬉しいけど、最強の推しと最強の推しが合体してしまい情緒がめちゃくちゃです。
明夫ガチ恋勢だった頃を知っている友だちには全員「情緒壊れてる人間見るのは楽しいな」と言われ笑われています。
誰も助けてなんてくれません。
嘘、長時間通話で喚き散らしたのを聞き遂げてくれました。
発狂せずに済みました。
いや情緒はまだめちゃくちゃだけど。